「ビデオダンス(videodanza)」というジャンルをご存知だろうか。舞台で踊るダンスをただ撮影するのではなく、カメラそのものをダンスの一部として組み込む映像表現だ。
この Cuma はまさにその好例。イタリアのNew Dance Boxプロジェクトの一環として、MIC(イタリア文化省)とカンパニア州の支援を受けて制作された。Tarik Bouguemによる音楽と、Michele Ifigenia-Tycheの身体表現が絡み合い、見ているうちに「動き」と「映像」の境目が溶けていく感覚がある。
上演するわけでも、撮影するわけでもない——その中間にある何かを体験したいときに、ぜひ。